個人で新たにサイトやブログを作りたいと思った時に、まず必要なのがドメイン。もちろん、ドメインを取得しなくてもサイトやブログを運営することは可能だ。
しかし、アフィリエイトやAdSenceなどを使って収益化を考えているのなら、やはり独自のドメインを取る必要がある。
私の始めてのドメインは、ブロガー界隈で人気のエックスサーバー を契約した時にキャンペーンで1つ無料プレゼントしてもらったため費用がかかっていない。タイミングによって、どのキャンペーンに当たるかわからないが、2019/7/23現在は、「初期費用半額キャンペーン」をやっている。1,500円の割引ならドメインの取得くらいはできそう。
そこで、新たにドメインを取得する場合、現在の相場はどうなっているか、どれくらいの維持費がかかるのか。希望しているドメインは取れるのか、そのあたりを調べてまとめてみた。
今からドメインを取得しようという方は参考になるかもしれない。
コンテンツ内容
ドメインとは?
サイトURLの最後についている「.jp」「.com」このことをドメインという。
ドメインとは、例えるならインターネット上の住所です。
お名前.com
企業のホームページやメールアドレス、個人でブログを作るには、必ずドメインが必要になります。お名前.comでは、580種類以上のドメインを取り扱っているため、用途に合った覚えやすい独自ドメインを取得することができます。
このドメインの前にユニーク(独自)な英字(または日本語)を付けることによって「独自ドメイン」となり、世界に1つだけのURLが誕生する。
ドメイン会社に支払う料金の種類
ドメインの料金体系は3つある。
新規にドメインを取得するときの価格(登録料)、そのドメインを維持するための価格(更新費)、別のドメインから移行してくるときの価格だ。
たいてい、ドメインサービス会社は新規取得時の登録料が安いというPRをしているが、大事なのは2年目以降にかかってくる維持費だ。
いくら登録料が安くても、維持費が高いのは困る。そのあたりを注意して料金を調べよう。
ドメイン取得の際に決めておくこと
ドメインの使用期間
立ち上げようとするサイトをどれぐらい運用するのか、立ち上げる前から決めてる人は少ない。
だからと言って、「1年だけ運用してみよう」という話も聞いたことがない。
特設サイトで期間限定、などという特殊な場合を除けば、どのサイトも少なくとも長い期間をかけてサイトを育てていきたい人が多い。
サイトの運営期間を考えた上で、ドメインの契約する必要がある。
ドメインの種類と方向性
ドメイン取得の際には、立ち上げようとするサイトの方向性、特性、タイトルについてある程度決めておいた方がよい。なぜならドメインは1,000ほども種類があり、それぞれ意味があったりする。
また、独自ドメインにするには、他の人が使っていないユニーク(独自)で覚えやすい英字を付けなければならない。
※一時日本語ドメインも流行ったけれど、リンクを貼ったり、引用する過程でURLが長くなりすぎるため、私は推奨しない。
例えば、バリュードメインのサイトで、「anyaku」(あんやく)を入力して、空いているドメインを調べたが、以下のようになった。
短く、意味が通る英語の方が覚えやすいので、私なら値段も考慮して「.info」「.club」などを使いたいところ。
ただし、ここには維持費が記載されていないので、以下の記事を読んだ上で契約する会社を選ぶ方がよい。
よく使われているドメインと意味
よく見かける、よく使われているドメインのことを「一般トップレベルドメイン」という。5つほどドメインと意味を説明する。
一般トップレベルドメイン = gTLD (generic Top Level Domain) は、「.com」「.net」「.org」などの、全世界の方が登録・取得できるドメインです。
バリュードメイン ドメイン一覧・料金表
- .com …商業組織
- .net …ネットワーク
- .info …情報
- .org …非営利組織
- .biz …ビジネス
お名前.comや価格.comという企業やサービス名称などに使われやすい.comは、商業組織向けのドメインで、比較的安価で手に入るため利用者は多い。
新しく追加されたドメイン
トップレベルのよく見かけるものではないが、安価で取得できる新しいドメインもある。
新ドメイン = New gTLD (new generic Top Level Domains) は、レジストリ企業・団体から申請された新しいドメインです。「.tokyo」「.link」「.xyz」などの一般名称のドメインです。
バリュードメイン ドメイン一覧・料金表
- .art …アート
- .blog …ブログ
- .work … 仕事
- .club…クラブ
- .group…グループ
情報サイトなのか、雑記ブログなのか、ある程度サイトの方向性に合ったドメインの方が、違和感がなく、認知されやすい。
ドメイン各社の料金比較
それでは、今回はA8.netで調べた「ドメイン取得」系のサービスを比較してみよう。「ドメイン取得」で検索した時の現在の並び順で紹介する。
- 運営会社
- サービス説明
- 価格表
- URL
- セルフバック情報
- 個人の感想
この内容を掲載。最後に比較表も追加予定!
1.エルドメイン
Rebyc株式会社
エルドメインは、あなただけのドメインを登録、取得する事ができます。
JPドメイン以外はアメリカ大手レジストラenom社を利用しております。
セルフバック情報
ドメイン新規購入50円
新規登録も維持費も1,820円か~💧
2.ムームードメイン
GMOペパボ株式会社
「ムームードメイン」は「ロリポップ!レンタルサーバー」
を運営するGMOペパボ株式会社の低価格ドメイン取得サービスです。
セルフバック情報
1クリック1円
ドメイン取得100円
一部のドメイン取得50円
ムームードメインへのドメイン移管100円
ムームードメインへの一部のドメイン移管50円
ムームードメイン for WPホスティング契約3000円
少し安くなったかな。維持費がやっぱり1,000以上はするのね…
3.お名前.com
GMOインターネット株式会社
お名前.comは、3年連続でアフィリエイターの皆さまから最も支持されました!国内最大級のドメイン登録実績。
セルフバック情報
1クリック 1円
ドメイン取得 110円/個(1ドメインの注文金額が600円未満は、注文金額の12%)
お名前.comへのドメイン移管 50円
レンタルサーバー(SD)同時申請で3000円
バックオーダーサービス500円
ドメインセット割 1000円
.workは登録費1円で、維持費990円と激安(2019/7現在)ただ、仕事とは全く関係ないサイトの場合は、このドメインはあまり歓迎できない。仕事に関するブログなら最高によい組み合わせ。
人気のある会社だけはあるね~維持費が3桁のものがある
4.エックスドメイン
エックスサーバー株式会社
『エックスドメイン』は格安のドメイン名取得サービスです。
.comなどの定番ドメインが年額1,180円から(税抜)取得可能で、DNSレコード編集機能やWhois情報代理公開機能など、ドメインの運用に十分な機能を標準で備えています。
セルフバック情報
ドメイン取得・移管100円
購入10%(600円(税抜)未満のドメイン)
サーバと同じ会社で契約しておくと安心な気がする
5.ゴンベエドメイン
株式会社インターリンク
国内最大の品揃え!欲しいドメインが必ず見つかる1000種類!
【ドメイン名順】
読めないドメインが並んで驚いたけれど、【料金順】のタブを押すと見慣れたドメインが出てきた。
セルフバック情報
ドメイン販売価格(税抜)3%
最初は読めない文字も並んでいて驚いた。日本でよくみられる日本語ドメインだけでなく世界のドメインも扱っている。海外向けのサイトなどを作る場合に便利。安いドメインでも1,274円はするので、高め。
料金表が独特~
6.スタードメイン
ネットオウル株式会社
『スタードメイン』は「.com」など超定番ドメインが年額1,180円の低価格から取得でき、無料のレンタルサーバーも付いてくるドメイン取得サービスです。
セルフバック情報
購入100円(600円以上の場合)
購入(税抜)10% (600円未満の場合)
サイトは古いけど、登録料、維持費とトータルで考えると価格が安い。ポイント制がありお得なイメージ。
7.バリュードメイン
GMOデジロック株式会社
「バリュードメイン」は「バリューサーバー」「コアサーバー」「XREA」を運営する
GMOデジロック株式会社の低価格ドメイン総合サービスです。
コストを抑えて独自ドメインで本格的なサイトが運営できます。
セルフバック情報
新規ドメイン取得100円
新規ドメイン取得キャンペーン価格50円
新規VDドメインへのドメイン移管100円
新規VDドメインへのドメイン移管キャンペーン価格50円
新規おまかせスタート申込2000円
サイトがとてもきれいで見やすい。またドメインの意味もおおまかに載っているため参考になる。たくさん引用させていただいた。
色々ページを見ているとおもしろい発見があったりする。「国別」のドメインで見つけたんだけど、この「キリバス」という国のドメインがすごく高い。
なんとドメイン取得に189,781円、継続に204,964円もかかる!(2019/7現在)
10年間運用したら200万超えるね、すごい。
すごく気になったので、Googleで場所も調べてある。こういう発見が楽しいよね。
ちなみに他では、以下のドメインが取得時に20万くらいかかるようだ。
- .protection
- .rich
- .security
いろいろ見ていくと面白いので、気が散って「結局ドメイン取れなかったよ」ということがないように気を付けてほしい。
価格比較まとめ -5年使う場合-(2019/7現在)
ドメイン最安値は「.tokyo」
お名前.comの「.tokyo」が、登録料149円、維持費920円/年で一番安い。
他のドメイン会社でも都道府県名のドメインは比較的安価で取引されている。
.jpの最安値
スタードメインの「.jp」が、登録料2,360円、更新費2,360円で一番安い。
.comの最安値
スタードメインの「.com」が、登録料880円、更新費1,180円で一番安い。
.net最安値
エックスドメイン、スタードメインが、登録料1,180円、更新費1,380円の同価格で安い。
7社の中で一番高いドメイン(2019/7現在)
おまけで、一番高いドメインを調べてみた。ゴンベイドメインのサイトは料金順に並べられるのでわかりやすい。
ゴンベイドメインの「.spreadbetting」が、登録料3,240,000円、更新費3,240,000円でトップ。
ちなみに「.spreadbetting」の意味は、デリバティブ取引 (金融商品)だった。
少しスマホでは見にくい画像も多いので、ぜひリンクをたどって見に行って欲しい。楽しい発見も多い。
編集後記
ドメインの契約を考えていた方は、少しは参考になっただろうか。
私自身が悩んでいたこともあり、ドメインについて調べたけれど勉強になり楽しかった。
思っていたよりも種類が多く、URLで表現できることも増える。
そろそろ新しいサイトも作りたくなってきた。